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相続税納税者は意外に多い

平成26年は年間で約127万3千人の方がお亡くなりになり、それに伴い相続が発生しています。
その中で、相続税の課税対象となった方の数は、約5万6千人(4.4%)になります。
平成26年までの相続税の基礎控除額は 『 5000万円+1000万円×法定相続人の数 』ですので、これ以上の財産があると相続税の対象となっていました。
 
例)相続人が配偶者と子供2人の場合
 5000万円+1000万円×3人=8000万円 以上の相続財産があると課税対象となります。

 

 
平成27年より相続税の基礎控除額が 『 3000万円+600万円×法定相続人の数 』 に引き下げられますので、課税対象者は更に増加します。

 

例)相続人が配偶者と子供2人の場合
 3000万円+600万円×3人=4800万円 以上の相続財産があると課税対象となります。

 

 

 

その為、相続税の課税対象者数は、13万人(10%)も及ぶと想定されています。

納税者は13万人を超えています。

また、既に平成26年の年間相続税の納税者(相続人)の人数は既に13万3千人(10.5%)達しています。

したがって相続税の基礎控除額が引き下げられ、相続が同様に年間127万件発生した場合には、被相続人に対する課税対象相続人の数が同様に2.9人であったと想定すると相続税納税者は更に増加します。

 

 

想定で相続税納税者の数は約30万1千人(23.7%)増加すると予測されます。   相続財産の多少にかかわらず、残された方々への思いやりと意思の承継として、相続対策が必要な時代なっています。