相続・遺言・節税の事なら

相続人関係図

相続人を確定する為にまずは相続人関係図を作成します。
 
下記はある一例です。
本人を被相続人とした場合を例に取ります。

濃い四角で囲んだ方たちは、推定相続人として全員が相続人になりえます。
薄い四角(点線)で囲んだ方たちは、相続人にはなりえません。
そして上記関係図の場合には、本人の配偶者と本人の子2人が法定相続人となり、他の推定相続人は 相続人にはなりません。
 
法定相続の計算例
事例1)
上記の相続人関係図において、本人死亡時に全ての推定相続人が存命であった場合
 
本人の相続財産が4000万円の場合
配偶者     4000万円×1/2=2000万円
子1人当たり 4000万円×1/2÷2人=1000万円

事例2)
本人が死亡した時に、既に父母・子B・孫Aが死亡している場合の法定相続分の計算

本人の相続財産が4000万円の場合
配偶者 4000万円×1/2=2000万円
子A   4000万円×1/2÷2人=1000万円
子Bが既に死亡しているので代襲相続が発生
孫Aも既に死亡しているので再代襲相続が発生
曾孫 4000万円×1/2÷2人(子供)÷2人(孫)=500万円
孫B  4000万円×1/2÷2人(子供)÷2人(孫)=500万円